発売からだいぶ時間がたってきてしまったなと反省中のゆきうさです。
書こう書こうと思っているうちに時間だけが過ぎ去ってしまいました。
2022年7月29日発売
小学館『ベビーブック9月号』歌のページ「ばななのおやこ」の背景及びバナナの親子、バナナのイラストを担当させていただきました。
こちらは私の初めての雑誌イラストのお仕事でした。
ご依頼を頂けた時、どれほど嬉しかったことか。娘が現役で見ている「お母さんといっしょ」のお歌ページ。即座にご返信をしたことは言うまでもありません。
ご依頼のきっかけは昨年10月にベビーブック編集部様にお送りしたポートフォリオから、とのことでした。目を通してくださっているのだな。数いるイラストレーターさんの中から私に決めていただいたのだな。ありがたいなぁと色々な感謝の気持ちがわきました。
ご担当社様には納品後までもお世話になりまして、スピーディーなご対応に今も心から感謝しております。
さて、ご依頼をいただいてからの制作時間についてまとめておきます。
納品形態:原画納品
画材指定あり:アクリル絵具
・ラフ送信:ご依頼、ラフをいただいてからおよそ1日半ほど
・ラフご確認後から着彩完了、確認依頼まで:およそ3日ほど
パネルの水張り(ラフのご確認待ち時間を利用)、原画梱包、発送などに1日ずつ要しました。
ご依頼をいただいてから納品するまで、本当にとても楽しいお仕事でした。
しかしベビーブックの実物を手にした時、嬉しさと共に自分の出版物に対する経験不足を実感いたしました。経験を積むしかない部分もあるけれど、今後の課題が見えました。
でも、このお仕事を通してイラストを描くってこんなにも楽しいんだ!と、改めて思えました。
どんどん前を走っていく人たちを見ていて、自分は人より進むペースは遅いし、なかなか結果に結びつかないし、このままでいいのかな?って焦りもありました。そんな気持ちをポロリと言ったら、「そんなにずっと走れている人ばかりではないよ」、と話してくださった方がいらして、心が軽くなり、今もこの言葉が心の支えになっています。何より
「あぁ、自分のペース歩いてまいろう」
としみじみ思ったのでした。
続けていれば、見ていてくださる方がいる。限られた時間の中で、みなさん、自分はどうすべきかと動いていらっしゃる。じゃあ、私は?と出した答えで今日も描いています。それはたまに軌道修正もしますけれど、その時の気持ちで、思いで、今、できることを一歩一歩。
「ばななのおやこ」から話はずれてしまいましたが、真っ直ぐ結果を出されていく方もおられますが、そんな人ばかりじゃないと知っていただけたらな。と思って、余計なことも書いてしまいました。
自分のペースで頑張りましょ。
では、また。