ゆきうさの雑記帳

お月見イラスト:制作メモ

久しぶりに大好きな画材で楽しく描いたゆきうさです。

夏は画材としての水彩を試していました。そろそろアクリルが恋しくなり、久しぶりに一枚絵をアクリルで描くことにしました。テーマを頭で考えるも堂々巡りでしたので、今月のイラストをテーマにすることに。9月といえばお月見。単純な思考ですが、えいや!と描き出すまで、ずーっと頭にあるだけでなかなか着手できなくて。描いてダメなら描き直せばいい、という単純明快なことなのに、つい慎重になってしまいます。

さらにテーマを十五夜にしたはいいけど、なかなかの難航っぷりで。。十五夜で自分らしさ?などと考えていたら全く手が動かなくて。よくある構図になってしまったけど、月刊絵本の表紙を意識して描くことにしてみました。タイトルと9月号が入る場所、特集の文字が入るスペースを考え、なるべくそこにイラストが入らないように。そして今回は描き込みを減らすことを意識しました。私はどうしてもごちゃごちゃと細かいものを描いてしまうので、そういった部分を排除して描いてみたくて。でも寂しく感じて、虫さん(一応スズムシ)を入れてしまったら、もっと描き入れたいという思いがむくむくと湧いてきました。グッと堪えましたが。

そんなこんなで、色塗りをしていたとき、空に執着している自分に気がついたりもして。気がつけば夜空だけを2時間塗っていました。周りの月や雲、空抜きで2時間。無音でひたすら塗っているので考えごとに集中できるわけです。ぼんやりと高校時代の恩師に想いを馳せていました。数年前の秋に亡くなっているので、この季節になるとよく思い出してしまいます。卒業してからも、ポツポツとお世話になっていた大好きな先生だったので。

とまぁ、そんなことを考えながら描き上げた今回のイラストの制作メモ

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