子育て

ごめんなさいの練習

投稿日:2021年1月8日 更新日:

イライラ大爆発の1日だったゆきうさです。

今朝、娘と歩いて散歩に出かけた途中で、ふと思い立って家から800mくらい先のスーパーへ買い物に行きました。

普段ならベビーカーに乗ったり降りたりする距離なので少し心配でしたが、抱っこしながら、ふらっと足を伸ばしてみました。

疲れてくると指しゃぶりをしながら、歩くスピードも下がるので疲れた?と声をかけながら、なんとか抱っこと歩きで買い物を済ませて帰ってきました。

私も体力落ちていて、抱っこしっぱなしはキツく、疲れているなかで急いで昼食の準備を進めていました。

娘はいつもより頑張って歩いて、眠くて、甘えたくて昼食ができるのを待っている間に1人で読んでいた絵本を1ページキレイに破りとりました。

ビリ!

その音で私の時間に対して焦っていた気持ちと、また破いた!(買って1ヶ月もしていないのに)っていう怒りでイライラ沸点に。

(私に余裕がない時に限って娘は眠さや甘えたさで絵本を破く事があります)

破いた絵本、痛いって泣いてるよ。破いたりしたらダメだよ。と、きつめに言って出していた絵本を全て取り上げ、食事の準備を続行。

当然、破いた前後も足元にまとわりつき、抱っこーと連発したり、台所でうろちょろ。

私のイライラはおさまることもなく。。

とにかく、寝てしまう前に食事をさせてしまわないと。

テレワークのパパの昼休憩の間に夕食の準備もしたい気持ちがあったので、それを邪魔されていくのもイライラの一因。

わかっているのに、自分の感情を込みにして叱っている自分にうんざりする。

昼食を終え、片付けて、夕食の準備をしているときに娘はまた絵本を引っ張り出して声に出していた。

聞こえてきたのは

ごめんなさい。

そう、学研のピヨちゃんシリーズに『あいさつしましょ』という指人形絵本があって、その1ページに友達のおもちゃを壊してしまって、謝るという場面があるのですが、そこを1人で読んでいたんです。

私は絵本を破かれてもテープで修復しながら、本を破いてはダメだということは伝えてきましたが、本に謝ると言う行為はさせてきませんでした。

娘は自分で感じ取って、この絵本を開いていたのかな?

まだ怒り心頭だった私は横目で見て料理をしていて、特にこの時はアクションは起こさなかったんです。

その後、娘が昼寝をしている間にクールダウンして、いろいろ考えながら、家事やら自分のやりたいことをして、取り上げた絵本も絵本棚に戻しました。

破かれた絵本は修復せず、娘が起きるのを待ちました。

起きてから、一緒に絵本修復テープで修繕をし、もう一度、絵本は破かない旨を伝え、ピヨちゃんの絵本の話をしました。

そこで初めて、娘は絵本に謝っていました。

まだ1歳だからわからないだろうと思う部分が多々あるが、私の見えていない部分で日々成長している。

たかが絵本。

されど絵本。

絵本ってすごい。

何より、娘が尊すぎる。

イライラしてても、差し出してきた、その小さな手を取ってあげられる気持ちの余裕を持ちたい。

必要な時に必要なだけ抱きしめてあげられる余裕、なかなか難しいけど、今日は本当に考えさせられた。

ちょうど朝、SNSか何かで誰かが、

『子供の健気さに甘えない』って書いていて、ホントそう!忘れないようにメモしとこって思ったはがりだったから、なおさらに。

はぁ、日々精進。

絵や絵本を描く時間、家事をする時間、たくさんのことに気を取られているけど、こんな著しく成長している時間を見過ごさないように、自分も成長するしかないじゃないか。

そう。強くおもったのでした。

忘れたくなくて備忘録。

では、また。

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