絵本・イラスト

地元のグループ展HARUTEN2025に参加して

投稿日:

随分とご無沙汰しておりました、ゆきうさです。

昨年10月の絵本原画展からすでに5ヶ月も経っていたとは。

その間、書いたり、描いたり、制作したり、動いてはいたのですよ。

何もしていなかったわけではなくて。

これから、自分がどうありたいのか考えつつ、今できることを精一杯やっていたら、春になっていました。

さて、その春ということで、この週末は地元山梨のHARUTENというグループ展に参加しておりました。

これは2023年春のHARUTEN2023参加時にブログに少し触れておりましたが、お世話になっていたお茶の先生主催のグループ展です。昨年は時間が取れず、参加ができませんでしたので、今年は昨年の原画展でも展示しておりましたペン画イラストを新たに追加で描き下ろす形で参加させていただきました。

搬入搬出の手伝いもできないので、額装なしで袋に入れたものを壁に直接貼り付けて展示していただこうと送付していたのに、先生のご主人様が良いものを見つけた!と連結額に貼り付けてブースを作ってくださいました。袋のままだけど、とおっしゃられつつ(額装もしない私が悪いのに)ありがたい限りでした。

会うたびに思う素敵なご家族で、みなさん絵もお描きになるんです。本当に素敵すぎる。

そんな風におんぶに抱っこな状態での出展ですので、今年で参加をやめるつもりでお話ししていたのですが、なんと、来年は娘に展示する?もしくは親子共演ブースなんてどう?とお声がけいただいてしまい、これはもう、「ご縁を繋いでおくが良い」と神様に言われているとしか思えませんので、しばし継続です笑

展示には絵本原画展のために作成したZINE『いろとりどり』や絵本『たけたよ たけたよ』も展示販売していただき、少しだけ残っていた手持ちの絵本も完売となりました。

展示会場には娘と行ったので少しの時間しかいられなかったのに、先生のおかげで何人かの方と直接お話ができました。

絵本『たけたよ たけたよ』にはかまどんという羽釜の主人公がかまどと登場するのですが、実際に今も現役でかまどを使ってうどんを打っているのだという方、その方のお母様は「92歳一人暮らしだけど薪でお風呂に入っているのよ。おかしいでしょ。」「かまどは今度見に来る??」なんてお話してくださって嬉しかったな。丁寧な暮らしをされておられるのが佇まいからもわかる方々でした。

また、今回の展示の数年前にも同じシリーズで参加していた時にイラストをお買い上げくださった方が、「今も家に飾っているのよ」とお声がけくださったり。

昨日見に来たのだけど、絵本は販売してくださるのかしら?孫にあげたくて。。と、ちょうどお持ちした最後の絵本をお渡しできた方だったり。

こんな方にまで中を見ていただけたの?という年配の男性にZINE(さがし絵風に仕上げているのですが)を見て、「これだけが見つからなかった」と笑いながらおっしゃってくださったり。

ホント短い時間に他にも何人もの方にごあいさつできて、展示をすること、直接人と会うってご感想を伺ったり、その方のお話をお伺いできるってやっぱり素晴らしいなって思いました。

イラストレーターとしてのこと、絵本を作ること、それだけじゃない何かをここでは体感できる場所なのだと改めて地元の良さを感じる日でした。ここで子育てをするのは現実的には厳しいのだけど、こんな方々のいる場で子育てできたら自分の息遣いも違ってくるのかな、なんて思ったり。今この場でも出会っていないだけで素敵な方々がいるのだろうけど、広すぎて逆に出会う場がないのかも。

来年は娘にもこの大きな展示会場に自分の作品が飾られているという幸福感を感じてもらえたらいいな。来年は小学校入学なので、小学校に上がってから、娘の自信に繋がるのかな?とも思い、先生に再度の申し込みをしておこうと思う朝です。

いつもせかせかと焦った時間を過ごしているけど、心持ちだけはゆっくりマイペースに。

明日、また新しい年度始まり。

娘の保育園最後の一年、私も存分に制作に励んでいきます。楽しみながら。

それでは、また。

Follow me!

-絵本・イラスト
-, , ,

Copyright© ゆきうさの雑記帳 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.

PAGE TOP